横になっていたら昔ファミコンでやったゲームの映像がぼんやり浮かんで来て、ふと思う事があったのでここにメモリアル。
元祖「ロックマン」は生身の人間の形をしていながら死ぬ時は幾つかの光の球体となって飛び散る。
あれは衝撃でマグロになった説もあるがその考えは少し安易過ぎないだろうか。
画面上に出ている体力ゲージが肉体が肉体としてまともな形を維持出来る限界を表しているものだとすれば確かに説明も付くけど、子供向けのゲームでその設定は無いんじゃないか?
いや、でもあの毒にかかったまま治療しないでいると何故か上半身と下半身が勢い良く千切れて(綺麗なドットのグロ絵付き)ゲームオーバーになる伝説のホラーゲーム「スウィートホーム」を発売したカプコンだから有り得ない話では無いんだけども。
僕は子供の夢を壊さない為に新しい解釈を思いついた。
それはファミコンのゲームはドット絵で身近な出来事を表現しているという解釈だ。
これがどういう事かと言うと「ロックマン」はノートンとかああいった類のウイルスバスターで、出てくる敵は世界(コンピューター)にとって害をもたらす悪性のウイルスなのだ。
これでロックマンが色んなモードに変身して凶悪にパワーアップするのも頷ける。
要はシマンテックから最新版ウイルス情報を更新してそのウイルスに合った対処法を身につけてるという訳。
実際にロックマンでそんな設定のゲームが出てるし公式設定に近いんじゃないかと思うんだけどどうかな。
これで死ぬ時に光になって飛び散るというのが敵に分解されてただの電気信号となってバラバラに飛び散って消えていくのだと説明が付く、寧ろ付ける、無理矢理でも意地でも付けてやるから。
そう考えてみると「パックマン」なんかはその逆側からの立場に思えてきた。
ロックマンが雑魚敵を無視しても問題無くステージをクリア(場面を浄化)出来るのに対して、パックマンはステージの敵を全滅させないとクリアとはならない。
これは狙ったコンピューターに入り込みセキュリティーを全て解除していくハッキングと良く似ている。
つまりパックマンの本当の姿は「ハックマン」という解釈だ。
通りで敵がウンザリする様なワンパターンな動きしかしない訳だ。
僕も安全の為といってわざわざネット回線を遮断してくれるセキュリティーソフトにお世話になってばっかりだ。
フルーツを取得してパワーアップするのはきっと、フルーツがハックしてる人の集中力とテンションを最大限に上げてくれる大好物なんだろう。糖分は脳の働きを良くするもんね。
色んなゲームに新解釈を付けて行くと腑に落ちないゲームも出てくる。
「スペランカー」なんかその類の頂点に君臨するんじゃないだろうか。
幾ら人間が自然様に対して余りに無力だからといって、ステージ開始と共に乗っているエレベーターが接地する瞬間のほんの少し前で飛び降りてしまうとさっそく即死する主人公。
こいつが何を表現しているのか非常に悩んだ末、一つの答えに辿り着いた。
スペランカーはつまり「ナニ」を表現してるのだ。
洞窟(=空間=ホール)の意味するところははもう想像にお任せするけど、洞窟の入り口付近で果ててしまう主人公、これはまさに男が抱える一つのジレンマとしか言い様が無い。
すっとぼけてナニとは何だと聞かれてもナニはナニとしか言えないが、クリエイターが本当に表現したかった事は三擦り半程度で果ててしまう早漏の男性諸君にならきっと解かって貰える筈だ。
つまりスペランカーのスペとは「スペル○」・・・・。
この話は生々しいのでやめておこうか。
こんな事を考えていたら朝の5時になっていた。いい加減もう寝ようか。
- 2006/05/10(水) 05:05:26|
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子供の頃に夢見た未来の自分。
あなたはその幼い眼にどんな将来を描いた事がありますか?
僕は子供の頃、典型的ではありますが、漫画家、ゲームクリエイター、ミュージシャン、そして作家になりたかった。
今日はそんなどうでもいいエピソードの中から漫画家になりたかった自分について書こうと思う。
漫画家になりたかった頃の僕はまだ小学校低学年。
その夢は壮大な出出しで始まりどうしようもない結末で終わる。
この世に生まれて物心ついた頃から常に自由帳を持ち歩き、訳の解からない絵をページの空きが無くなるまで描き続けていた僕は、その経験を生かして自分は漫画も描けるんじゃないかと自惚れていたのです。
やるからにはやっぱりしっかりとした形式でやらなきゃな、投稿とか持ち込みとかする時に自由帳じゃカッコつかないし…と思って文房具屋で漫画を描く用紙を買ってきてね、さーて漫画を描くぞうらぁ!と意気込んだはいいのだけれど特に描きたい事なんて無かったんだよね。
どうしようかなーと思って本棚を見たら愛読してたドラクエの4コマ漫画が目に入ったんで、それじゃあとりあえず4コマ漫画を描いてみよう!と意気込んで定規で4コマの枠を書いてたんだけど、勢い良くスパーっと線をB2の鉛筆で縦に引いたら見事に線が斜めにずれててそこでブチキレて訳の解からない扉絵の様な落書きをその用紙の範囲ギリギリまで描いて終了。
そこで漫画家の夢は儚く散ったのです。
残った用紙は硬さの丁度いい紙だったので紙飛行機にしてゴミ箱にフライアウェイさせました。
世界の森林が次々と砂漠に変わっていく責任の一端は僕にありますごめんなさい。
そんな最低のところで今回の漫画家編、おしまいおしまい。
- 2006/04/04(火) 23:28:51|
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携帯メール小説大賞に応募用の短編小説を書いてたら途中で魔が差してしまった。
もうこんなもん投稿出来るか。
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タイトル:ショウ・ウインドウ
内流川藤子(ないるがわふじこ)
僕には好きな人がいる。
名前も知らない人。
朝7時半に通勤カバンを担いで駅前の大通りを通ると、
彼女は決まって小さな式服のレンタルショップでウインドウを覗いている。
この街に引っ越して最初の通勤日にその姿を見つけ、
そのまま見とれてしまって以来、彼女に会うのが僕の日課となっていた。
落ち着いた色の服に身を包んで裾からすっと伸びる白い手、
ほんの一瞬だけ立ち尽くしそこに視線を投げかける。
その間後ろから来る俯き加減の人波は何事も無かったように通り過ぎ、
それはまるで雪解け水が小さな川になって岩にぶつかりながらもそのまま真っ直ぐ流れていく様に似ていた。
ブーツとヒールの足早なビートが濁流となって衝突し、
やがて僕もその流れの中に飲み込まれ満員電車へと雪崩れ込んでいく。
彼女に「またね」と心の中で囁きながら。
そうやって流されている内に月曜が過ぎ、週末が過ぎ、
一週間が過ぎ、一ヶ月、一年があっという間に過ぎていった。
街に来て2度目の春が訪れたある日の休日、
僕はデパートへの買い物がてら昼間の大通りを散歩していた。
「あれ?いないじゃないか」
いつもはそこにいる筈の彼女の姿が無い。
少し動揺しながらウインドウを覗いてみる。
「どうかしましたか?」
気付くと横にスーツを着た女性が立っていた。
僕があまりにもまじまじと窓を覗きこんでいたので何事かと思ってお店から出てきたらしい。
「あ、すいません。特には何もないんです。
そうだ、あの、彼女は今日はいないんですか?」
「彼女・・・?」
聞き返しながら女性は少し怪訝そうな顔をした。
「ええと、彼女・・窓辺にいつも立ってるドレスを着た、あの・・」
「ああ、あのマネキンの事ですか?」
「あ、はい、そうです。」
「あれなら着せてたドレスをレンタルしたいって注文が入ったので、
中のマネキンは倉庫にしまってあるんです。
あのドレス、結構人気なんですよ。
窓に飾ってあるあれを見てお店に入ってくる人がいるくらい。」
「そうなんですか。」
「ええ。ご結婚なさるんですか?」
「全然ですよ。相手なんかいないし・・」
そこで僕は突然魔が差してしまった。
「すいません、つかぬ事をお伺いしますが・・・」
「はい、なんでしょう?」
「独身ですか?」
「は?」
「店員さんは独身なんですか?」
「私は・・そうですね。
女ばかりの店内に勤務しているんで中々いい出会いがなくて。
なんて言い訳ですね。」
「いえいえそんな事無いですよ。」
「いえいえいえそんな事ありますよ。」
「いえいえいえいえそんな事無いですよ。綺麗だし。」
「いえいえいえいえいえ綺麗じゃないですしそんな事ありますよ。
ってあれ?ある?ない?何言ってるんですかね、私。馬鹿みたい。」
「自分の事をそんな風に言っちゃ駄目だ!」
僕は咄嗟にルージュで薄く色付いた唇に自分の唇を重ね、塞いでいた。
「んなっ」
彼女は最初驚いたように目を丸くしていたが、
そのうちゆっくり目を閉じて僕に身を委ねてきた。
強く抱き締めながら思う存分舌を吸った後、そっと唇を離す。
目線の先では夢を見ている様なまどろむ瞳が恥ずかしそうに俯いていた。
「結婚しよう」
「はい・・・。」
化粧っ気の無い顔が頬紅を塗ったように紅くなっていくのが手に取るようにわかって、
嬉しくなってまた大通りの真ん中で抱き締めた。
いつの間にか集まっていた野次馬達が、
「おめでとう!この幸せ者!末永くお幸せに!」
と二人に拍手と声援を送っていた。
こうして僕達は結婚した。
結婚式で僕は勿論あのマネキンが着ていたドレスを着て、
宝塚出身の彼女は真っ黒なタキシードが良く似合っていた。
2年後…
小さなレンタルショップの受付に座りながら、
今も僕の視線の向こうには顔の無いマネキンがあのドレスを着ている。
妻は育児休暇中だ。
いつかみたいな早春の眩しい日差しの中で、
ウエディングドレスを羽織ったマネキンが、
タキシードを着たマネキンと手を繋ぎながら窓辺に立っている。
カランカラン
ドアの鈴が鳴る。
お客が来たようだ。
「いらっしゃいませ」
「あのー、あそこのドレスを見せて貰いたいんですけど大丈夫ですか?」
「はい。あのマネキンが着ているのでよろしいですね。」
「あ、はい。お願いします。」
「かしこまりました。少々お待ち下さい。」
マネキンを抱き抱えるとそっと背中のジッパーを下ろしながら思う。
このドレスにもまた春がやって来るんだな。おめでとう。お幸せに。
気付くと自分のパンツまで下ろしていた。
春と警察がすぐそこまでやって来ていた。
お わ れ
- 2006/03/30(木) 14:10:10|
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